スープチューリンの意味

先日、知り合いから電話が有りスープチューリンの意味はなに?ホテル時代は何気なく使っていた言葉ですが、フランスの修行時代はチューリンどころかスープもなかったので、すでに記憶からなくなっていました。70年代、80年代はワゴンサービスも多く、ホテルオークラのラ・ベル・エポックでもデザートなどはワゴンサービスでした。90年代に入り料理も進化してお皿の上の芸術が主流になり、次第にギャルソンがデクパージュやチューリンからのスープのサービスが消えていきました。それ以前はまさしく優雅な時代です。今、パリでもまたムーリス、ブリストル、プラザアテネ、クリヨン、リッツ等ホテルが主流になりつつあるみたいです。もう一度そんな優雅なフレンチが愛される時代がくること望みます。