オープンおめでとうございます。

 

11年前の春、姉妹店として開業した宿郷のお店、昨年の春閉店を決めて秋の婚礼の予約までと思いつつ早まり(株)デーモンドの松井さんにそのままの形で引き取ってもらいました。思い出もあるのですが、実際ここの厨房で指揮をしていなかったので寂しさとかはなかった。逆にほとんど使えるか使えないかわからない物や器具を引き取っていただきありがたかった。思い起こせばリーマンショック以来景気の低迷により宴会の減少やランチの低価格競争など日本のあらゆる職種が打撃を受けている中、理想と現実の違う事を認識もできずにカフェにしたいとか専門店にしたいとかという話し合いを数ヶ月もしていたらしい。自分の店でもないのに、このままこの人達にやらせていたら危険な状態になる。口ばっかりで実行もせず、朝もまともに起きられなく、見習いで入ってきて雑役も出来なくオレはこうなんだなんて主張してるんだったら早く辞めてくれればよかったと思います。大して仕事もできないのに理想ばっかり掲げているなら自分でお金をだして自分のお店でやってくれればいい話で他人のお店でサークル活動的な営業はやめてほしかったと思います。自分たちの店舗の売り上げも確保出来ないお店は、他の店舗の迷惑にもなるし、会社の為にもならない。そもそもかっこいい制服を着て広告をでかくだせばお客様が入り売り上げも伸びるなんて言ってる自称職場長からだめなのです。休みが少ないとか給料が低いなどは、売れない現場のトップの器量の問題です。売れない分社長である自分が休みもなく延々に穴埋めの為、働かなければなりません。実際、年中無休で働いていますけど、その前に最低の売り上げ位は確保しろよって話ですよ、その当時から私は料理人でもあるが会社の代表取締役でもあるのでもうこの店は閉めようという考えでした。主婦のアルバイトの皆様や大学生になんて言うべきなのかそんな気持ちで閉店したのです。営業している以上利益もそうですけど税金やその他もろもろお金がかかるのです。憧れや理想でお店は運営できないのです。そういう思いのお店にまた違う視点から松井さん風にアレンジした違う形態で営業するリコッタ ラティーノさんに祝福いたします。松井社長、わざわざお店まできてご挨拶いただきありがとうございました。もしよかったらオレ、バイトでもしましょうか?