お客様からの質問NO6 番外編

先日、数年振りにご来店なされたお客様からの質問でした。彼は数年前迄、弊社の融資を担当していたA銀行の方です。開口一番、姉妹店はどうなされました?

私の一番嫌いな質問です。思い起こせば2010年秋、10年間経営していたお店を閉めました。2000年にオープンした時にはイタロプロヴァンスでやっていこうと決意し、いち早く入りやすいカフェという名前も取り入れてチンバリーのエスプレッソマシン、キャパシティーに見合った厨房設備を取り入れ融資を受けた事を思い出します。当時、厨房設備だけで600万円(上代はそれ以上)地方都市にしては随分かけたような記憶があります。そんな事から記憶が蘇りました。

彼の質問の本題はこれからでした

私の会社は今年2018年で15期目をむかえました。(個人経営で7年、法人化して15年で今年で23年目です)こちらのお店を閉店したころの営業成績は最悪の状況です。債務超過、社会保険、厚生年金料未納(当時から加入していた)消費税滞納でもう最悪です。当時のマイナス額は一流住宅メーカーの2世帯住宅が現金で買える額位でしょうか・・・あーこのままこの店やっていたら破産か一家心中かというところです。先ず、私はA銀行で相手にしてもらえなかったのでB銀行融資担当に相談をしました。俺、ソロになりたい、お店の従業員を解散させて一人になりたいので融資してくれと・・・彼は、社長、お店を出すので融資してくれはわかるけど、お店を閉めるので融資してくれは初めてですよ、私は得意のたとえ話で、私がグループのボーカルだとしたら音符もわからない、ギターも弾けない太鼓も叩けないメンバーじゃ歌も歌えない!俺は学芸会の鼓笛隊を目指しているわけではない、その前に集合時間にも来られない人と俺は仕事をしたくないと、こんなんじゃ実の親の葬式すらやってあげられない!!そして見直しの事業計画書を書き、水面下の交渉からようやく一年近くかかり数百万円の融資にこぎつけお店を閉店した。閉店するのもお金がかかり、楽じゃないことを思い知らされた。お客様の中にはランチが入っているのになんで?とかよく言われましたが、やればやるだけ損ですよ!なんて言えませんから(一部のアルバイトの主婦や大学生には、急な閉店で申し訳ないことをしたと思っております)その当時の従業員は僕達がいないからお店が開けられず閉店したと勘違いしている人もいるようだけど大間違い、広告が小さいからお客が来ない、学生のユニホームがバラバラだから入らないなんてばかげた事を言っていた人もちらほら、その前に普通の努力が足りない、自分達の部署で作った借金は自分達で払え!私がこうしてくれとお願いしたわけでもない!資本主義の場合、稼ぎがなければ食っていけない、利益も産まない店を運営していてもしょうがないという事、そもそも将来お店を持つのが夢ですと言って入店して掃除も雑役もできないダメ宇都宮代表が私にはおかしなこと、精算する時には原価50%もかけて趣味みたいな仕事をして、自分の店なら絶対にやらない事だし、私に言わせら見習いの従業員や大した経歴のない従業員なんて責任取れないのだからハイハイ言ってヤッテロよ!!、口は悪いが当時の私の思いでした。あれから8年、私の会社は潰れなくてすんだのです、今の時代、箱の大きいお店はやめて正解です。(彼いわく現在、飲食店においての業務改善や黒字化は非常に難しいとの事)今では業績も回復してきたのです。もしこれが2倍の債務があったら私一人で飲食店という業態では無理な話です。そんな話を弊社の15期目の決算書を見ながら話されました。決して儲かっているのではなく、よくここまで立ち直ったかということです。これからのために、同じ飲食店で同じような思いをしているオーナーさんの為に参考までに聞きたいそうです。最近、数年前、はやっていたお店や有名店が消えていきます。寂しいというか、悲しいというか時代の流れでしょうか・・・まあ、最終的に自分で鍋、釜振って現場が出来るかどうか、何があってもこんちきしょうで仕事が出来るという事、最後にダメな従業員は信用してはならない、これに尽きると思います。(その前に数字に表れます)広告出して、誰かのプログに載せてもらってお客さん呼ぼうとかじゃ長続きしないと思います。(私は嫌い)これから先、やる気がなくても雇用される方が優遇されていく時代です。家族経営か一人でやるかしか選択肢はありません。使えるスタッフが入店するまで待っていたら倒産します!!(多分、いないと思います。やる気のある人は東京で頑張っております。私が20数年お店やって1人2人位)

私のお店もいつまで続くかわかりませんけど自分の持論をもとに地味に営業していくつもりです。